三河みりんを選ぶときに確認したい5つのポイントは?
「どのみりんを買えばいいですか?」と聞かれると、僕は一つの商品だけを押すより、まず選び方をお伝えしたいと思います。僕は「比べることを恐れない」と考えています。ラベルを見て、造り手の説明を聞いて、できれば味わってみる。そのうえで自分の料理に合う一本を選べるようになることが、一番大切です。
1|まず「本みりん」かどうかを見る
三河みりんという呼び方だけでは、商品区分までは分かりません。最初にラベルで「本みりん」「みりん」などの表示を確認してください。本みりんは酒類で、みりん風調味料とはアルコール分や製法が異なります。
2|原材料を見る
次に、もち米、米麹、焼酎またはアルコール、その他の副原料などを見ます。原材料表示は、良い・悪いを一行で決めるものではありません。「この蔵は何を使い、どんな味を目指しているのか」を知る入口だと僕は思っています。
3|焼酎かアルコールか、その設計を見る
本みりんでは、焼酎やアルコールが使われます。愛櫻では米焼酎を使っていますが、他の商品にはそれぞれの設計があります。ここも単純な優劣ではなく、味、価格、使いやすさまで含めて見てください。
4|熟成期間と製法を見る
もろみをどのくらい置くのか、どう搾るのか、搾った後にどのくらい熟成させるのか。こうした情報は、色、香り、コク、価格の違いを理解する手がかりになります。愛櫻では約6か月のもろみを経て搾り、一年・三年と熟成させる商品があります。
5|最後は「何に使うか」で決める
僕が最後に聞きたいのは、「何を作りたいですか?」です。煮物なのか、照り焼きなのか、そばつゆなのか、スイーツなのか。用途が決まると、必要な甘み、色、コクも見えてきます。商品名や値段から入るより、食卓から逆算した方が選びやすいと思います。
まとめ
三河みりんを選ぶときは、①本みりんか、②原材料、③アルコール源、④熟成・製法、⑤用途。この5つを見てください。僕は「この一本だけが正解」とは言いません。ぜひ比べて、自分の料理に合う一本を選んでください。
よくある質問(FAQ)
Q. 三河みりんは洋食にも使えますか?
A. はい。トマトソース、煮込み、ドレッシングなどで、酸味や塩味の角をやわらげる方向に使えます。まずは少量から試してください。
Q. 砂糖を全部みりんに置き換えてもよいですか?
A. 料理によります。本みりんには水分とアルコールがあるため、砂糖と完全に同じではありません。まず砂糖を少し減らし、みりんを加えて全体の味を調整するのがおすすめです。
Q. 普段使いなら愛櫻のどちらが向いていますか?
A. 僕は一年熟成をおすすめすることが多いです。煮物、煮魚、炒め物などで使いやすく、三河みりんの特徴を日常の食卓で感じてもらいやすいからです。
| 愛櫻を食卓で試してみたい方へ
一年熟成・三年熟成の使い方や料理例は、愛櫻レシピでご紹介しています。 |
メモ:ポイントは何に使うかで使う調味料を変える